簡単手作り!オリーブオイル石鹸の作り方

石けんって油で出来ているって事は
知っていました。ということは油で
油を洗うのか?
目には目を、歯には歯をっていうのと
同じでしつこい油汚れは油で落とす?
などと低レベルな想像が頭をぐるぐる
回ってても何の知識にもならないので
今回は手作り石けんについて調べました。
油といっても廃油もあれば高級オイルも
いろいろあります。
基本の手作り石鹸の作り方
《材料》
オイル
オリーブオイル・・・360g
ココナッツオイル・・90g
パームオイル・・・・50g
苛性ソーダ・・・・・61g
精製水・・・・・・・175g
《道具》
牛乳パック
計量カップ(プラスチック)
ボウル(大2つ・小1つ)
温度計2つ
ステンレスのスプーン
空きビン・ゴムベラ・泡だて器
ゴム手袋・マスク
《作り方》
① 牛乳パック2個を頭の部分を切り落とし
舟形になるように組み合わせて箱型を作る。
② 苛性ソーダ水溶液を作る。
苛性ソーダを精製水に少しづつ加えて
ゆっくり混ぜながら溶かす。
この作業では化学反応で蒸気が上がり
温度も急上昇します。
部屋の換気を良くし、マスクとゴム手袋を
着用して、火傷と水蒸気を吸い込まないよ
うに気をつけてください。
③ オイルを混ぜる。
オリーブオイル、パームオイル、ココナッツ
オイルをボウルに入れて混ぜます。
④ 混ぜたオイルは湯煎で温め、苛性ソーダは
氷水に容器ごとつけて冷やし両方の温度を
40~50℃の間ぐらいで合わせる。
⑤ 両方の温度が同じになったら、オイルの
入ったボウルの方に苛性ソーダを少しづつ
入れて混ぜていきます。
⑥ 20分くらいかき混ぜ続けると白っぽく
なって硬くなってきます。このまま一晩
置きます。
⑦ 一晩置いたものを、型に入れたら空気を
抜くためにトントンと型ごとを軽く落とし
型が広がらないようにセロテープなどで
型を固定します。
それを発泡スチロールやダンボールに入れ
毛布をかけて保温する。
⑧ 翌日、型から出して使いやすい大きさに
カットしたら間隔をあけて並べ直射日光を
避けた風通しの良い場所で1ヶ月保存します。
完成して硬くなった石鹸は缶などに入れて
紫外線が当たらない場所で保管して下さい。
★ 注意
苛性ソーダは白い結晶で素手で触れると危険
です。
作業中は意識して危険回避しますが、作業後
の片付け時も要注意です。
苛性ソーダを扱うときは白い容器は避けます。
それは溶け残りがあっても見えにくく油断し
て触ってしまう危険があるからです。
透明のわかりやすい容器を使いましょう。
【動画】石けん作りの手順動画
重曹と米ぬかで作るキッチン用石鹸
《材料》
米ぬか・・・・200g
重曹・・・・・20g
水・・・・・・600cc
《作り方》
① 水を沸騰させ、重曹を入れます。
泡が小さくなったらOK。
② ①に米ぬかを少しづつ加えながら10分
程度混ぜたら完成です。
この時だんだん中身が膨れてくるので
大きめの鍋を使い、途中水分が足りなく
なったら水を少し加えてください。
③ 冷めたら容器に入れて固めます。
★ point
米ぬか石鹸は泡立つことはありませんが
食器や鍋などの油汚れも落とすことが
できる安全な石鹸です。
乾燥させればある程度固まりますが
密閉容器で冷蔵庫に保存して
やわらかいままをお茶パックなどに
入れて使う方法が一番使いやすいです。
安全な手作り石鹸の素と廃油で作る
《材料》
廃油・・100cc
水・・・50cc
手作り石けんの素
「まぜたら石けん」・・80g
《作り方》
① 500cc用の空のペットボトルに廃油
を入れます。
② 次に「まぜたら石けん」を入れます。
③ 水50ccを入れます。
④ しっかりふたを閉めて、3分間上下に
フリフリする→30分休憩 を2回繰り返
し中身が白くなってとろみが出てきます。
⑤好きな型に移して24時間で表面の部分
は使えるようになります。
内部が完全に使えるようになるには数週間
掛かります。
★ point
苛性ソーダなどの危険物を使用しない
ので子供でも安全に楽しく石鹸作りを
楽しむ事ができます。
引用元:天使の手作り石けん
まとめ
巷に溢れるいろんな商品をみなさんは
どこまで理解して購入していますか?
例えば私達が普段使うためにお店で購
入するソープ類に使われている成分を
どこまで詳細に確認するでしょうか。
アレルギー体質や皮膚の弱い人は商品の
裏書きや成分表を細かくチェックします。
本来なら健康な自分達も常に使うものの
含有成分くらいは知っておくべきです。
有名ブランドのコスメでも時には健康被害
がでたりする事例があります。
自分の身は自分で守るという心構えは必要
でしょうね。
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